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山田愛也

Home卒業生・在校生インタビュー 山田愛也
山田愛也

山田愛也
26歳(インタビュー時)
TPKF east 横須賀クリスチャンセンター



イエス・キリストとの出会いについて教えていただけますか?
私は牧師家庭に生まれたので、生まれた時から神様がいる生活が当たり前だったんですけど、洗礼を受けたのは2004年の4月(中学1年生)でした。洗礼の意味は後から知る事になるのですが、そのときは「ノリ」で受けちゃいました。
私は4人兄弟の末っ子で、周りからはたくさんの愛を受けとてもかわいがって頂きました。
でも家から一歩外に出ると「牧師の子」「教会の子」と言われるのはいやでした。「いい子だ」と評価されるのがイヤで、すごいやんちゃしてました。
母が、ボクが小学1年の時に肝臓がんで亡くなって、父が中1の時に同じ肝臓がんで亡くなったんですね。父親は自分の命がもう長くないということが解っていたので、自分の手で子どもたちに洗礼を授けたいと思っていたんだろうなと振り返って思います。
両親は牧会しながら子どもたち4人を育てていくのはとても大変だったと思うんですね。特に父親は。だから家庭は健全な状態ではなかったが故に、ボクの心の中もだんだんとすさんでいくし、家族との関係も悪くなっていくんですね。そんな状態の中、父が亡くなったので、どうしようもなくなって、行き場のない感情や苛立ちを学校にぶつけるようになりました。そうすることによって誰かが僕を認めてくれるとか、評価してくれると思っていてずっとそんな生活を送っていました。
そんな時に、学生キャンプがあって、その時の参加者の中になぜか僕の状況をご存知の方がいて「祈っても良い?」と声を掛けてくださったんですね。その祈りの中で聖霊様が僕の心に凄く触れてくださっているのが解ったんです。両親に愛されたかった思いだとか、誰かに認められたいが故にしてしまったたくさんの罪も全部十字架にかけてくださって、赦してくださって、なおかつ『私があなたを愛しているんだよ』ていうことがその時に語られたんですね。もう涙が止まらなくなって、神様の存在を認めざるを得ない「あ、これが僕の神様なんだ」と強く気付いてから本当に十字架体験をしました。

その後、教会や家族はどうなっていくんですか?

教会は10年以上無牧の状態で、だんだんと人も減っていくんですけど、5年前に同じグループの中から牧師先生が来てくれて信徒も増えてきてます。
兄弟は一番上は成人していたので自分の道をいき、他の兄弟は関西の叔母さんのところへ行ったんですけど、僕は地元が好きで横須賀から離れたくなかったんです。そしたら同じ教会員の方が受け入れてくださったので、お世話になっていました。

山田愛也高校2年生の時に献身の召しと御言葉が与えられて、それならKBIへ行こうかなと思っていたんですが、周りの人にアドバイスをいただいたり見学に来たりしていたんですけど平安がなくて、大学へ行って社会人経験を積んでからの方がいいかなと思いミッション系の大学へ進学することにしました。
自分はずっと保育士になりたいという思いが小さい頃からあったので、保育士の勉強をして、保育士として4年間働きました。
保育園では自分の保育観にぴったりと合った保育をすることができていました。僕は保育も子どもたちも大好きでした。自分のことをするよりも、仕事や子どもたちのために時間を使っている方が大切でとても充実していました。僕の人生のなかで一番楽しかった時期でした。そんな楽しい毎日でしたから、気が付いたら献身の思いがだんだんと薄くなってきていました。保育士は僕の天職だと思っていたし、今からでも戻りたい気持ちがあるぐらい好きなんです。
うちのグループの新年聖会に参加していた時に、『献身について祈りなさい』という思いが神様からあたえられて「ああ、来たか…」と思っていたら、僕の事情を知らない牧師先生たちが「彼にもう一度献身の思いを与えて下さい」と祈り始めるわけですよ。「うわぁ〜、来たか」って感じだったんですね。
数日経った時に郵便局から郵便物が届いたんですね。母親が僕に学資保険をかけていたのが、8年前に満期になっているから早く取りに来てくださいという手紙だったんです。見てみたらKBIの学費にちょうど使えるぐらいの額が入っていて、経済面でも備えられちゃったんです。これだけ環境も経済も整えられたのに、僕はまだ決心できずにいたんです。なぜだろうって考えたら、父親が牧師をやっていたのを見て来て、尊敬できる部分もあったんですが、周りから心ないことを言われて傷付いている姿も見てきてますし、経済的な面においても不自由していた姿をみていたので、なりたくないなっていう思いが心の奥底にあったことに気付かされました。ずっと祈っている中で自分の人生を振り返らされたことがあったんですね。その時に、両親が牧師だったこと、両親が居ないのに、大学にも行かせてもらって、なりたかった保育士になれたこと、これら全ては何一つ自分のチカラじゃないってことに気付かされたんです。いままで自分の人生頑張ってきたって思っていたんですけど、そんなことは全く無くって『生かされている』って思った時に、「あ、もう人生捧げます」って、ストンとココロの中に入ったんです。「神様、僕の人生好きにしてください。もうあなたが責任を取ってくださるし、今までも励ましてくれたように、これからもそうしてくださるのでしたら、喜んで捧げます。」と思って献身を決意しました。

なぜKBIを選んだのですか?

両親がKBI出身だったことが一番大きな理由ですが、ほかの神学校のオープンキャンパスに行ってみたりしましたけど、アカデミックな環境というよりかは、自分を出しつつイエス様の姿から学べる神学校はKBIしかないなと思いました。
実際には入学してみて、寮生活をしながら神様と密な生活を送っていると自分の至らなさとか、弱さを気付かされるんですね。
この3年間でイエス様の心を知って、栄光から栄光へと変えられた姿で献身していきたいなと思っています。

KBIの生活はいかがですか?

午前中に授業があって、午後は午前中の授業の内容をじっくり自分の中で咀嚼したりとか、学びたいことを学んだりとか聖書をじっくり読む時間があるので充実していますね。でも時間はキッチリと決められているので、忙しいと言えば忙しいんです。でもそんなに気にはならないです。
寮生活に関しては、僕が大学生からひとり暮らしをしていたことから、一人の時間がないと辛いんですよ。でもそうはいかず、いつも誰かが自分の周りにいる環境です。そんな中、自分が練られていることを感じますね。でもお互いのことを言い合える関係作りができていくので、そこは感謝ですね。お互いの弱い部分を補っていける関係作りができていっていると思います。同時に自分の器が広げられていってる感覚もあります。

卒業後のヴィジョンについて聞かせていただけますか?

将来は自分の教会に帰って牧会するというヴィジョンが神様から与えられています。
特に未就学児に種を蒔いていくことにチカラを入れていきたいです。今まで自分が保育士として培ってきた部分を伝道に取り入れて活かしていきたいんです。だから地域の幼稚園や保育園などに出向いて、良い関係性を築きながら地域のコミュニティーを作っていきたいですね。やっぱり小さい頃に受けたものはずっと残っていくと思います。また保護者の方たちにも良いものやイエス様の愛を流していきたいという思いがあります。

KBIを誰かに薦めたいですか。
誰にでも勧められるとは思いませんが、志しと信仰をしっかりと持っていて、神様にフルタイムでもそうでなくても将来を捧げる思いを持っている人には是非勧めたいです。

本日はありがとうございました。

インタビュー:2018年6月
インタビュー制作:トゥルース

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