長尾悟
長尾さんとイエス・キリストとの出会いについてお聞かせ頂けますか。
クリスチャンホームで生まれたんですけれども、小学4年生の時にバプテスマを受けて、中学校に上がってからクラスや部活で「いじめ」に合うようになって、そんな時に「それなら僕らと遊ぼうよ」と行ってくれたのがヤンキーの仲間達で、一緒に遊ぶようになって、たばことお酒と女性にはまって、そういう生活を3年ぐらいしていたんです。みんなと集まって遊ぶのもスゴイ楽しかんったんですけど、クリスチャンホームに生まれて、バプテスマも受けていたんで、何かココロに引っかかるモノがあって「本当は違う」って分かっているけれども、やってて、罪責感がドンドンたまっていったのを覚えてますね。みんなと居てるときはスゴイ楽しいんですけど、一人になるとスゴイ空しくて、どっかに穴が空いているような感覚がスゴイありました。その時の仲間も同じだったんだと思います。
高校進学の時に、どこも行く高校が無いと言われて、僕の教会でチャーチスクールをやっていたんで、そのチャーチスクールに入って、そこの中でイエス様と出会うことが出来たんですけど、一年生のときはやめたくって仕方が無かったんですね。「なんでこんなところを選んじゃったんだろう、なんでこんな所入ったんだろう」て思ってて、辞めてやると思って親にも話して辞める決意したんですけど、毎朝ある礼拝の中である時、牧師先生が「この中で、自分で選んでこの学校に入った人は居ないんだよ。」てことをおっしゃっていて、「神様が世界中の人の中からあなたを選んでこの学校に入れてくれたんだよ。」てことを言われて、その時にすごくハッとして「何や、僕、神様に選ばれてるんや!」ってことをその時初めて知れたんですよね。それで、そこから劇的にではないですけど、徐々に触れられていって、イエス様に出会うことが出来た、という感じです。
本当に出会ったのは高校2年生の時です。
「選ばれている」ということがとても嬉しくて、選んでくれたから、イエス様に人生を捧げたいなとスゴイ思って、そう思ったときに神様から「パイプ役になりなさい」と言うことを言われていて、道を外してしまった子とか、教会から離れてしまった人達とのパイプ役になって、イエス様と繋がれるような働きをしなさい、てことをずっと言われてたんですけど。
高校卒業して、ホントはアメリカの神学校(CFNI)に行こうと思っていて、僕、ドラムもやってるんで、ドラムもやりたくってアメリカの神学校に行こうと思ってたんですけど、2年間ずっと合格できなかったんです。そこで去年1年間道に迷って、また放蕩息子のようになってたんですけど、神様から創世記の12章の1〜3節のみ言葉をもらって、「私が示す地へ行きなさい」って言われて、牧師先生と父親から「KBIどうですか」と言われて、「あぁ、KBI示されてるんかな」と思って、元々神学校に行きたかったんで、じゃあKBI行ってみようと思って、けどフリーターで何とか働いていたのでお金は自分で何とかしようと思って頑張っていたんですけど、ヤッパちょっとキツかったんで、「どうしよう、やっぱ違うんかなぁ。ダメなんかなぁ」と思ったんですけど、「お金も気にしないで行っといで」って言ってくださって、「これ本当に開かれているんだなぁ」と思わされて、KBIに入ることが出来て、で、KBIに入るのを決めた次の日に、元々行きたかったアメリカの神学校から合格通知が来たんですけど、そこも「神様が開いてくれた道だからKBIに行こう」と来ることにしました。
入学するにあたり決意などありましたか。
KBIに入る前も結構フラフラと生きていたので、KBIに入る前は決心というよりかは「主が私を何に召されているのか、どこに使わされているのか」をしっかり握りたいなあという思いがスゴイあって、もちろん色んなコトを学んで吸収したいという思いもありますけど。
KBIに入学してみていかがですか。
授業は全部楽しいですけど、色んなコトが入りすぎてパンクしてしまうこともあります。
聖書研究法が一番スキで、みんなで意見を出し合って授業を進めていくんですけど、授業の最後に先生からのショートメッセージがあるんですけど、そこが「こんなに聖書を味わえるんだ!」て言う、はじめてそういう考えになれたて言うのがスゴイ多くて、開かれているというか、知識だけじゃなくって、感動できる授業でスゴイ恵まれています。
卒業後はどのようにしたいと思っていますか。
今思っているのは「サーフショップ」を開ききたくて、たとえば、サーフィン、スノボ、スケボーだとかのショップを開いて、そこに集まる若い子に対して出て行って、「イエス様ってこう言う方なんだよ」ってことを交わりながら伝えていければスゴイ良いなあって思っています。
KBIを薦めたいですか。
僕みたいな、外れている、周りと違うじゃないですか。でもこんな僕でも受け入れてくれると言うか、ほんとに僕すごい感謝で、こんなにしょうもない僕でさえも受け入れてくれる仲間とか大田先生とかスタッフの方とか、本当に感謝なので、僕みたいな人には薦めたいなと思います。
本日はありがとうございました。
インタビュー制作:トゥルース