KBIの一日
KBI関西聖書学院の一日
ディボーション
ディボーションとは個人的に聖書を読み、祈り、神様とコミュニケーションをもつ時間です。みことばからチャレンジを受けたり、励まされたり、自分の心や態度を見つめ直すチャンスを与えられるひと時です。生涯に亘っての良い習慣となるように指導されます。
掃除
毎日、学生が学校の建物内、外を担当に分かれて掃除します。汚れや必要に気づいて、そこに心と体を動かす。単純なようですが、実際奉仕の現場で求められるのは、そのような実践力です。「小さいことに忠実な人は、大きいことにも忠実」だと主も語られています。(ルカ16:10)
授業
朝の語学の授業では、一年生は英語、二年生は新約聖書の原語であるギリシャ語、三年生は旧約聖書の原語であるヘブル語を学びます。短い時間ですが、どれも重要な語学の時間です。
通常の授業は学年ごとにカリキュラムがあり、それに則って授業が組まれています。主に、一年生は聖書やクリスチャン生活の基礎、二年生ではその学びがさらに深められ、三年生になると国内外の教会で働くための学びを受けます。
時々数日間の特別な講義が入ることもあります。
すべてではありませんが、授業や特別講義は学生以外の方も受けることができます。どんなことを学んでいるのか興味のある方は、学院にお問い合わせの上、参加されてみてはいかがでしょうか。
作業/自由時間
午後の時間は授業が入ることもあれば、自由時間になることもありますが、週に少なくとも一回は作業の時間を設けています。広大な敷地のため、草刈りなどをして管理していく必要があります。その他にも、講師やゲストの方々の宿泊準備や、普段手の届かない所の掃除、壊れている物の修理、春にはタケノコ掘りもします。色々な経験をすることによって、できることの幅が広がっていきます。
交わり
自由時間には楽器を弾いたり、歌を歌ったり、学生仲間と話したりしています。互いのことをよく知り、励まし合い、学び合い、祈り合うことのできる大切な時間です。
また、学校行事としてピクニックやスポーツをして楽しむこともあります。
夕食
夕食のメニューは決まっていますが、調理は「シェフ」と呼ばれる学生たちが日替わりで担当します。時には予定外の料理ができてしまうこともありますが、みんなで力を合わせ、心を込めて作った料理は、いつもとても美味しいです。
ディボーション
就寝前にもディボーションをします。一日の感謝の祈りの時間でもあります。
集会実習
学生たちがそれぞれ司会、聖書朗読、祈り、メッセージを担当して礼拝をします。学生たちにとって、教会で責任ある奉仕を担っていくための大切な訓練の時です。礼拝後には、会衆側の学生と先生方から感想やアドバイスをいただきます。神様のために行われる大切な礼拝なので、奉仕を担当する学生も参加する学生も真剣です。涙あり、感動ありの濃厚な学びの時間です。
週末奉仕
土曜日の午後から日曜日にかけて、各教会で奉仕をさせていただきます。母教会に仕える学生もいれば、他の教会に遣わされることもあります。学校での学びや各自の賜物を生かしつつ奉仕をし、礼拝と交わりを楽しみます。週末奉仕の後は、月曜日の夕方までに帰校し、火曜日からの授業に備えます。